ウェルズ・ファーゴ(WFC)の銘柄分析(株価・配当など)

ウェルズファーゴ(WFC)の事業と歴史

ウェルズ・ファーゴはゴールドラッシュにチャンスを見出したアメリカンエキスプレスの創業者でもあるヘンリー・ウェルズとウィリアム・ファーゴによって創業されたアメリカ西部を地盤とする保有資産額米国内3位(2019年10月現在)の金融機関です。アメリカ合衆国内における支店数では1位で、個人向けの業務を中心に行っています。なんと、ウェルズ・ファーゴだけを展示した歴史博物館まであるそうです。

投資銀行業務が収益の中心となっていることの多い大手金融機関としては珍しく、ウェルズ・ファーゴは伝統的な商業銀行を中心とした保守的な経営方針でも有名です。リーマンショック前にバンク・オブ・アメリカがメリルリンチを吸収合併しサブプライムローン証券の不正販売による罰金166億ドルを被るなどして、莫大な痛手を負ったのと裏腹に同じ時期にワコビアをウェルズ・ファーゴは買収していますが、これは業績にいい影響を早期から与えています。また、ウォーレン・バフェット率いる投資会社バークシャー・ハサウェイは筆頭株主でありウェルズファーゴをポートフォリオの主軸に据えてます。

ウェルズ・ファーゴ(WFC)の株価推移

長期的には右肩上がりでありますが、2016年9月に顧客の許可なしに口座を開設・クレジットカードの発行を行うなどの不正が発覚し、それをきっかけに保険の二重加入・住宅ローン手数料の不正徴収まで発覚たことで連邦準備制度理事会(FRB)からリスク管理体制を立て直すまで資産拡大を禁じるという業務改善命令を受けています。

これを受けて下落・停滞気味の株価ですが信用回復に向けての取り組みを中止するほかありませんが、業績そのものはいたって健全で高配当でもあり投資に値する企業であると思います。

 

ウェルズ・ファーゴ(WFC)の配当金と配当性向・増配率

年間配当金

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
配当 0.49 0.2 0.41 0.78 1.15 1.35 1.48 1.51 1.54 1.64

ウェルズ・ファーゴはリーマンショックで減配を一度してからは配当金を着実に増やしていってます。株主還元は文句なしです。バフェット銘柄の代表格なだけあります。

配当性向

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
配当性向(%) 28 9.05 14.54 23.21 29.56 32.93 35.92 37.84 37.56 38.32

配当性向も40%以下に抑えられており長期的な配当を見込めます。

増配率

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
増配率(%) 0 -59.2 105 90.2 47.4 17.4 9.6 2 2 6.5

リーマンショックでの減配から配当金を正常化させた後は落ち着いた増配率です。

ウェルズ・ファーゴ(WFC)のEPS(1株当たり利益)とBPS(1株当たり純資産)

EPS

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
EPS 1.75 2.21 2.82 3.36 3.89 4.1 4.12 3.99 4.1 4.28

ここ数年は横ばいですが着実に1株当たり利益を伸ばしていってます。2010年の約2倍です。

BPS

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
BPS 19.95 22.37 23.98 27.66 29.5 32.21 33.51 35.57 37.46 38.08

BPSも安定した成長を見せています。

ウェルズ・ファーゴ(WFC)の発行済み株式数

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
発行済株式数 5,092.13 5,016.11 4,891.62 4,581.25

自社株買いもかなり行ってます。

ウェルズ・ファーゴ(WFC)の営業収益

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
営業収益 66,996 69,342 73,066 78,839 81,456 82,952 83,690 84,541 85,989 84,696

10年前と比較すると1段階収益を上げましたが比較的横ばいの数値です。

ウェルズ・ファーゴ(WFC)の営業利益・純利益

純利益

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
純利益 17,998 19,001 23,656 28,471 21,878 23,057 22,894 21,938 22,183 22,393

横ばいながらも安定した収益を上げています。

ウェルズ・ファーゴ(WFC)のキャッシュフロー

フリーキャッシュフロー

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
フリーCF 28,613 18,772 13,665 58,540 57,641 17,529 14,772 169 18,691 36,073

フリーキャッシュフローも問題なく創出されており安心できます。

ウェルズ・ファーゴ(WFC)の営業キャッシュフローマージン

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
営業CFM(%) 42.71 27.07 18.7 74.25 70.76 21.13 17.65 0.2 21.65 42.59

銀行なので乱高下するのは仕方ないですが、高い水準を保っています。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

閲覧ありがとうございます。こちらも押していただけると嬉しいです!