ビザ「VISA」(V)の銘柄分析(株価・配当・見通し)

ビザ「VISA」(V)の基本情報

ビザ「VISA」(V)の事業と歴史

ビザ「VISA」(V)は世界的な決済サービスを提供しているクレジットカード会社です。元々はバンク・オブ・アメリカのクレジットカード部門でしたが、そこから独立し現在のVISAになりました。この名前の由来は「金融界のビザとして、各国地域の市場ニーズに合わせた貨幣価値を国際決済サービスで提供する世界通貨」を意味しています。クレジットカードの世界シェアは約60%を占めておりまさに世界の決済通貨とも言えます。ビザ「VISA」は決済インフラを提供するのみでカード自体は発行せず、クレジットカード利用者に対する貸し倒れリスクは発行元が負うため低リスクかつ高収益な事業が展開できています。

2005年まで使われていた、この旧ロゴマークは青色の部分がバンク・オブ・アメリカが設立された地であるカリフォルニア州の青い空を表し、下の部分は金色の丘を表しているそうです。

ビザ「VISA」(V)の株価推移

ビザ「VISA」(V)の株価(2019年10月28日現在)です。右肩上がりを続けており、今後もキャッシュレスの普及や新興国への普及に伴い業績を拡大していくと思われます。

 

ビザ「VISA」(V)の増配年数と配当利回り

増配年数

12年

配当金(配当利回り)

1.20(0.67%)

ビザ「VISA」(V)の注目ポイント

キャッシュレス決済の拡大

なんといってもVISAの今後の注目点は世界におけるキャッシュレス決済の普及率でしょう。キャッシュレス決済は現在、主要な国々では40~60%の普及率が多く(アメリカは45%ほど)なっており

日本は人口が今後減少していくと見込まれていますが、世界全体では人口が増加すると見込まれており、新興国の発展も考慮すると今後さらにキャッシュレス決済は増加することが期待できます。世界の人口・経済規模の拡大に伴い増えると予想されるキャッシュレス決済ですが、その中のクレジットカード決済で60%のシェアを持つVISAは恩恵を得られるでしょう。

以下の記事はVISAの見どころを解説したものなのでぜひよろしくお願いします。

上場以来株価は右肩上がり!世界シェア1位の決済事業者 VISA(V)の見どころ

2019年11月11日

ビザ「VISA」(V)の業績・財務

ビザ「VISA」(V)の配当金と配当性向・増配率

年間配当金の推移

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
配当 0.44 0.525 0.67 0.99 1.39 0.42 0.5 0.585 0.69 0.88

成長途上でありながらも配当を行っており利回りこそ少ないですが株主還元にも積極的です。

配当性向の推移

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
配当性向(%) 15.83 13.09 12.98 31.33 18.31 31.11 19.31 23.12 24.64 19.91

配当性向はかなり少なく今後とも安定した配当が長期にわたり期待できそうです。

増配率の推移

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
増配率(%) 19.32 27.62 47.76 40.4 30.22 19.05 1.17 17.95 27.54

増配率は非常に高くこの大きな増配が落ち着いたとしても長期で保有すれば大きな配当金を得られるようになっていることと思われます。

ビザ「VISA」(V)のEPS(1株当たり利益)とBPS(1株当たり純資産)

EPS

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
EPS 2.78 4.01 5.16 3.16 7.59 1.35 2.59 2.53 2.8 4.42

EPSは着々と成長を続けています。

BPS

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
BPS 41.3 42.11 13.04 12.26 11.61 12 12.88

BPSは減少した後に落ち着いて推移しています。

ビザ「VISA」(V)の発行済み株式数

発行済み株式数

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
発行済株式数 2,429.3 2,338.3 2,269.3 2,215.3

毎年の配当を行いつつも徐々に発行済み株式数を減らしていっています。配当に加えて自社株買いも行っている非常に株主還元に積極的な会社です。

ビザ「VISA」(V)の売上高

売上高

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
売上高 691 8,065 9,188 10,421 11,778 12,702 13,880 15,082 18,358 20,609

VISAの売り上げは驚異的な成長を遂げています。クレジットカード決済手数料は毎年確実に成長しており今後も大きくなると思われます。

ビザ「VISA」(V)の営業利益・純利益

営業利益

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
営業利益 3,540 4,544 5,463 6,239 7,242 8,150 9,078 10,024 12,355 13,561

売上高と共に営業利益も大きくなっています。高い利益率であることもこの推移から分かります。

純利益

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
純利益 2,353 2,966 3,650 2,144 4,980 5,438 6,328 5,991 6,699 10,301

純利益も大きな成長を遂げています。

ビザ「VISA」(V)のキャッシュフロー

営業キャッシュフロー

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
営業CF 5,009 3,022 7,205 6,584 5,574 9,208 12,713

営業キャッシュフローも大きな成長が続いています。

投資キャッシュフロー

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
投資CF -2,414 -1,164 -941 -1,435 -10,916 735 -3,084

投資キャッシュフローは極めて少なく抑えられており、収益性が極めて高い事業であることが分かります。

フリーキャッシュフロー

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
フリーCF 8,527 10,262 4,773 6,893 7,520 7,443 10,453

フリーキャッシュフローも大きな数字を年々出し続けており、今後の更なる成長が期待されます。

ビザ「VISA」(V)の営業キャッシュフローマージン

営業キャッシュフローマージン

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
営業CFM(%) 48.07 25.66 56.72 47.44 36.96 50.16 61.69

営業キャッシュフローマージンは驚異的な数字を出し続けています。世界の大多数を占めるシェアとクレジットカード事業という参入障壁の高さに強力なブランドが加わりこの数字があるのだと思います。

ビザ「VISA」(V)の今後の見通しとまとめ

キャッシュレス決済の代表格であるクレジットカード会社最大手であり、今後の経済成長や世界人口増加の恩恵を受けることができます。配当や自社株買いも対規模に行っており見通しは明るいと思います。

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