ロイヤル・ダッチ・シェル(RDS.B)の銘柄分析(株価・配当など)

ロイヤル・ダッチ・シェル(RDS.B)の事業と歴史

ロイヤル・ダッチ・シェル(RDS.B)は2005年にロイヤル・ダッチとシェルが合併して誕生した、オランダに本社を置く大手石油メジャーです。こちらも、エクソン・モービル(XOM)やシェブロン(CXV)と同じく垂直統合型(採掘から販売まで行う)です。2018年末時点での石油埋蔵量は7億ドルで世界3位、生産量は14億ドルでエクソン・モービル(XOM)に次ぐ世界2位です。ロイヤル・ダッチ・シェル(RDS.B)の特徴として石油事業、ガス事業、石炭事業、化学事業、原子力発電事業、金属事業など様々な事業を保有していることがあげられ、21世紀に入ってから新たなエネルギーの開発事業に力を注いでおり、風力発電、太陽光発電 、水素関連などに積極的な投資を行っています。オランダに本社があり、ロンドン証券取引所に上場する銘柄ですがADRとして購入することができるため米国株の一部として紹介します。

ロイヤル・ダッチ・シェル(RDS.B)の株価推移

ロイヤル・ダッチ・シェル(RDS.B)の株価(2019年11月16日現在)です。同業のシェブロン(CXV)やエクソン・モービル(XOM)と同じように原油価格と比例した動きをしています。連続増配ではありませんが配当利回りは6%を超えており高配当銘柄であり、厳しい中でも投資家へのリターンを優先してきた企業で信頼できます。

 

 

ロイヤル・ダッチ・シェル(RDS.B)の配当金と配当性向・増配率

年間配当金(米ドル)

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
配当 3.44 3.6 3.76 3.76 3.76 3.76 3.76

配当はここ数年上がっていません。ADR銘柄でも米ドルベースで配当をくれるのはいいポイントです。

配当性向

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
配当性向(%) 40.38% 69.23% 79.83% 626.67% 324.14% 120.51% 67.14%

2015年~2017年にかけて原油急落があったり、同業のBGグループを買収するなど非常に財務上厳しい時期でしたが乗り越えて配当を維持しています。2018年は通常時に戻った感じですが、石油業界の中では比較的低めです。

増配率

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
増配率(%) 4.65% 4.44% 0.00% 0.00% 0.00% 0.00%

増配をしないのでなかなかよそうしにくいですが、2020年から増配が予想されています。注目です。

 

ロイヤル・ダッチ・シェル(RDS.B)のEPS(1株当たり利益)とBPS(1株当たり純資産)

EPS

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
EPS 8.52 5.2 4.71 0.6 1.16 3.12 5.6

EPSを見ると2015年~2017年の厳しさが分かります。

BPS

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
BPS 50.92 45.83 46.76 48.52

BPSは微減です。

ロイヤル・ダッチ・シェル(RDS.B)の発行済み株式数

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
発行済株式数 6,397.52 8,145.34 8,312.76 8,178.96

思いっきり発行済み株式数は増えていますが、仕方ないでしょう。

ロイヤル・ダッチ・シェル(RDS.B)の売上

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
売上 467,153 451,235 421,105 264,960 233,591 305,179 388,379

売上高も原油価格と比例する形が大きいです。

ロイヤル・ダッチ・シェル(RDS.B)の営業利益・純利益

営業利益

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
営業利益 37,879 27,769 23,026 -2,322 2,945 16,099 31,189

2018年は上流部門は負債返済のために行った資産売却で生産が減り、化学部門をはじめとした下流が苦戦した上に為替差損・修繕コスト増と題逆風だったにもかかわらず、ガス販売が増加し原油・LNGの価格上昇もあって急回復しました。

純利益

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
純利益 26,712 16,371 14,874 1,939 4,575 12,977 23,352

純利益の動きも営業利益と同じような形です。

ロイヤル・ダッチ・シェル(RDS.B)のキャッシュフロー

営業キャッシュフロー

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
営業CF 29,810 20,615 35,650 53,085

2018年に驚くほどの回復ぶりを見せています。

投資キャッシュフロー

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
投資CF -22,407 -30,963 -8,029 -13,659

資産売却もあって2017年と2018年は少なめになっています。

フリーキャッシュフロー

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
フリーCF 760 -4,064 9,092 20,783

急激にフリーキャッシュフローも回復をしています。

ロイヤル・ダッチ・シェル(RDS.B)の営業キャッシュフローマージン

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
営業CFM 11.25% 8.83% 11.68% 13.67%

とびぬけて高いわけではありませんが、そこそこの水準を維持し続けています。

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