NYダウ平均とは?構成銘柄や歴史をわかりやすく解説します!!

NYダウ平均とは??

NYダウ平均の歴史

「ダウ平均」とは誰もが聞いたことがある株価指数だと思います。一般的にダウ平均と呼ばれるのは正式名称を「ダウ工業株30種平均」と言うアメリカ合衆国を代表する企業30社で構成された株価指数となります。歴史は長く1884年にまでさかのぼります。当時はアメリカの産業構造が現在と全く異なり鉄道事業者が中心であったことを反映し、鉄道株が9種工業株が2種と鉄道事業者が中心の構成でした。その後の大きな経済発展を受け従来のダウ平均「現在のダウ輸送株20種平均」と分離し、1896年に新たに当時アメリカの主要産業として発展していた農業、鉱工業などの12銘柄により、「ダウ工業株平均」が新たにスタートしました。そして後の1928年に現在の形である30銘柄となりました。

その後、現在に至るまで金融・通信・IT・ヘルスケアなどのサービス業も含めるようになりました。長らくダウ平均を構成する企業はニューヨーク証券取引所「NYSE」の上場企業でしたが、1999年11月NASDAQ上場企業であるインテル(INTC)とマイクロソフト(MSFT)が初めて採用されました。

2019年11月20日現在のダウ平均の初期からのチャートです。数々の歴史的な大暴落を経験してきましたが、その度に立ち直ってきたアメリカ経済を表しています。

現代のNYダウ平均構成銘柄

現在の構成企業は以下の通りです。多くは聞いたことがある会社だと思いますが、それ相応の優良企業がそろっており投資先としても素晴らしい企業が多々あります。

企業名をクリックするとそれぞれの株価や配当などの情報を中心に記載した銘柄分析記事に飛びますのでよかったらよろしくお願いします。(アルファベット順)

企業名(ティッカーシンボル) 業種 採用日 上場先証券取引所
アップル(AAPL) IT 2015年3月19日 NASDAQ
アメリカン・エキスプレス(AXP) 金融 1982年8月30日 NYSE
ボーイング(BA) 航空機 1987年3月12日 NYSE
キャタピラー(CAT) 重機 1991年5月6日 NYSE
シスコシステムズ(CSCO) 情報・通信業 2009年6月8日 NASDAQ
シェブロン(CVX) 石油 2008年2月19日 NYSE
ウォルト・ディズニー・カンパニー(DIS) 娯楽・メディア 1991年5月6日 NYSE
ダウ(DOW) 化学 2019年4月2日 NYSE
ゴールドマン・サックス(GS) 金融 2013年9月20日 NYSE
ホームデポ(HD) 小売業 1999年11月1日 NYSE
アイ・ビー・エム(IBM) IT 1979年6月29日 NYSE
インテル(INTC) 半導体 1999年11月1日 NASDAQ
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ) 医薬品 1997年3月17日 NYSE
JPモルガン・チェース(JPM) 金融 1991年5月6日 NYSE
ザ コカ・コーラ カンパニー(KO) 飲料 1987年3月12日 NYSE
マクドナルド(MCD) 外食 1985年10月30日 NYSE
スリーエム(MMM) 化学 1976年8月9日 NYSE
メルク(MRK) 医薬品 1979年6月29日 NYSE
マイクロソフト(MSFT) ソフトウェア 1999年11月1日 NASDAQ
ナイキ(NKE) その他製品 2013年9月20日 NYSE
ファイザー(PFE) 医薬品 2004年4月8日 NYSE
プロクター・アンド・ギャンブル (PG) 日用品 1932年5月26日 NYSE
トラベラーズ(TRV) 保険 2009年6月8日 NYSE
ユナイテッド・ヘルス(UNH) 保険 2012年9月21日 NYSE
ユナイテッド・テクノロジーズ(UTX) 航空宇宙・防衛 1939年3月14日 NYSE
Visa(V) 金融・IT 2013年9月20日 NYSE
ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ) 通信 2004年4月8日 NYSE
ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA) 小売業 2018年6月26日 NASDAQ
ウォルマート・ストアーズ(WMT) 小売業 1997年3月17日 NYSE
エクソンモービル(XOM) 石油 1928年10月1日 NYSE

NYダウ平均の株価算出方法はNYダウ平均の指数算出方法

構成銘柄の株価の合計を「除数」で割って算出する株価平均型の指数です。構成銘柄の入替時・株式分割時など必要に応じて除数を調整し、指数の連続性を保つようにしています。

SBI証券NYダウ工業株30種とは

とあるため、S&P500のように加重平均型ではありません。よって、純粋に1株の株価が高い銘柄の構成比率が高く指数に与える影響力が大きくなります。時価総額で上位のアップル(AAPL)やマイクロソフト(MSFT)よりも、ボーイング(BA)やゴールドマン・サックス(GS)の方が影響が大きいのです。

こういった点から、S&P500の方がより正確に市場平均を表しているという声が大きいです。

時価総額のトップの一角であり紛れもなく米国を代表する企業である、alphabet(GOOGL)やAmazon(AMZN)が含まれていないのはNYダウ平均に含めると1銘柄で指数に与える影響があまりに大きくなってしまうからなのです。

近年の入れ替えと以前のNYダウ平均構成銘柄

絶え間なく入れ替えは行われていますが、ここでは1990年以降に除外された銘柄で現在も多くの人に知られている銘柄を紹介します。

こちらでもリンクをクリックするとその銘柄の株価や配当などのデータが記載されたページに飛びますのでよければ見てください。

年月日 追加 除外
2019年4月2日 ダウ(DOW) ダウ・デュポン(DWDP)
2018年6月 ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA) ゼネラル・エレクトリック(GE)
2017年9月1日 ※デュポンがダウ・ケミカルと合併、ダウ・デュポンに名称変更
2015年3月19日 アップル(AAPL) AT&T(T)
2013年9月 ゴールドマン・サックス(GS)ビザ(V)ナイキ(NKE) アルコア(AA)、バンク・オブ・アメリカ(BAC)、ヒューレット・パッカード「現在のヒューレットパッカード・エンタープライズ(HPE)
2012年9月 ユナイテッド・ヘルス(UNH) クラフトフーズ「現在のクラフト・ハインツ(KHC)」
2009年6月8日 シスコシステムズ(CSCO)トラベラーズ(TRV) ゼネラルモーターズ(GM)、シティグループ(c)
2008年9月 クラフトフーズ「現在のクラフト・ハインツ(KHC)」 アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)
2008年2月 バンク・オブ・アメリカ(BAC)シェブロン(CVX) アルトリアグループ(MO)、ハネウェル・インターナショナル(HON)

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