コロナ相場で動きが注目されるバフェット氏の投資戦略

株式相場下落時に存在感を増すバフェット氏とバークシャー・ハサウェイ(BRK-A.B)

ウォーレン・バフェットは投資家なら誰もが知る偉大な投資家です。
親族、友人知人からお金を集めバフェットパートナーシップを設立し、着実なリターンを上げていきます。
1965年に繊維業を営んでいたバークシャー・ハサウェイ(BRK-A.B)が本質的な価値よりも安値で取引されていると確信して、バークシャーの株式を買い集め、経営陣やその家族との衝突を経てバークシャーの経営権を握りました。

しかし、斜陽産業であった繊維業はついに回復せず1985年に本業であった繊維業から撤退しました。その後は保険業を足場とする機関投資家となり 1988年にニューヨーク証券取引所に上場、その後も着々とS&P500をアウトパフォームする成績を上げており、1965年にバークシャー・ハサウェイの経営権を握ってから2015年までの50年間に、S&P500のリターンは約14,000%バークシャー・ハサウェイの株価は約200万%と驚異的なリターンをその株主に提供してきました。

上場株式を中心としていた投資スタイルを長年続けてきましたが、近年は会社を丸ごと買収するスタイルを主体にしはじめており、従業員36万人を抱える巨大な企業グループに発展しました。

元は前述のように繊維業を営んでいましたが、投資家であるバフェット氏が経営権を握ってから保険業を足場とする機関投資家に転身しました。

保険業が生み出す資金に加え、買収した子会社が生み出す資金を運用しさらに買収を重ねる形で今も巨額の利益を生み出し続けています。

近年は現金保有率を高めており、その資金を有効に活用できていないのと指摘されています。このコロナウイルスに伴う株式相場の下落で改めてバフェット氏とバークシャーの動きが注目されています。

バークシャーの投資戦略

保険業のフロートを活かした資金力

バークシャー・ハサウェイ(BRK-A.B)は単なる投資ファンドと思われがちですが、その主軸として抱える保険事業は世界の損害保険市場で1位の規模を誇ります。

また、財務状態も非常によくその財務力を活かし再保険事業も行っておりこちらも世界2位と保険会社として非常に強力な血を有しています。

若きバフェット氏は先にお金が入ってきて、支払いを行うまでに時間がある保険業に目を付けました。保険加入者が支払ったお金のうち、支払いに備える責任準備金を除いた分は基本的に自由に運用を行うことができます。

調達コストがかからない他人のお金を長期間運用することができるのです。

これがバークシャーの長期継続的な発展を支えてきたのは言うまでもありません。

GEICO、General Re、などが保険事業の中核を担っています。

高いブランド力を有する企業への長期投資

バフェット氏はコカ・コーラ、アメリカン・エキスプレス、アップル、クラフトハインツなど市場寡占力を有する事業を好みます。

特にコカ・コーラへの投資で大きな成功を収めたのは非常に有名です。

これらの企業は参入障壁も高く新規参入した競合が競り合うのは容易でなく、長期的な優位性を長年保つことができるためです。

これらは説明するまでもなく歴史が証明しているでしょう。

以下の書籍が詳しく問題演習形式も交えてどのような銘柄がそれに該当するかの考え方を学ぶのに役立ちます。

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株式相場が下落した時に買い向かう

バークシャーは景気後退からの回復局面で特に大きなリターンをあげています。

景気拡大局面では無理して投資をせずに現金比率を上げて株式の買い場に備えています。時としてその余剰資金の多さが資金を有効に生かせていないと指摘を受けますが、リーマンショックとして知られる2008年の金融危機の際は巨大な資金力を背景にゼネラル・エレクトリック、バンク・オブ・アメリカ、ゴールドマン・サックスなどを優先株を通じて救済しました。

これらの投資案件では優先株の配当に加え、普通株式に転換した後の売却益で巨額の利益を得ています。

これらは上述の保険事業が長期的に使える現金を継続的に供給していることから成し得るものです。

次の言葉はバフェット氏の発言で名言と言われています。

「みんながどん欲な時に恐怖心を抱き、みんなが恐怖心を抱いている時にどん欲であれ。」

とする本人の言葉があるように市場が恐怖で支配されているときに買い向かうことが巨大なリターンの源泉であるとわかります。

まとめ

簡単にバークシャーハサウェイの投資戦略の一部を記載していきました。それぞれの考え方に対する深い説明記事も書いていこうと思いますのでよろしくお願いします。

保険事業を入手することは簡単なことではありませんが、特に重要なのは「買い急がない事」これは誰しもがすぐに学ぶことができる事だと思います。

3月の大きな下落でバフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイはどのように動いたのかもうじき連邦証券取引委員会(SEC)に提出される「フォーム13F」を通じて公開されます。

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