コカ・コーラ(KO)の銘柄分析(株価・配当・見通し)

コカ・コーラ(KO)の基本情報

コカ・コーラ(KO)の事業と歴史

コカ・コーラは世界最大のノンアルコール飲料メーカーです。炭酸飲料が売り上げの大半を占めており、そのブランドは多彩です。近年高まる健康志向による炭酸飲料の売り上げ減少を補うべく非炭酸飲料も開拓しています。

ボトリング事業のフランチャイズ化を進めることによりコスト削減と高い収益率を実現すべく取り組んでいます。また、ウォーレン・バフェットが率いる投資会社バークシャー・ハサウェイの主力銘柄でありバークシャーに毎年多額の配当金をもたらしています。

コカ・コーラ(KO)の株価推移

コカ・コーラ(KO)の株価(2019年10月28日現在)です。長期にわたり2000年代の高値を超えられずにいましたが、2010年以降の長期にわたる景気拡大で当時の株価を超え最高値を更新し続けてきました。短期的にはコカ・コーラの株主は含み損を抱えていましたが、長期的に見れば利益を得られたいい例だと思います。

 

コカ・コーラ(KO)の増配年数と配当利回り

増配年数

56年

配当金(配当利回り)

1.60(2.98%)

コカ・コーラ(KO)の注目ポイント

再フランチャイズ化で高利益率に!

コカ・コーラは世界各地でボトリング事業の再フランチャイズ化を進めています。ボトリング事業とは原液を薄めて飲料を製造し顧客たる消費者に届ける事業です。このボトリング事業は当然ながら製造設備の維持管理や物流に大きなコストが発生します。付加価値をつけにくい事業でもあるため、別会社に移管してしまい米国のコカ・コーラ本社は商品の企画・研究開発・マーケティング調査などの事業に専念する事で利益率を高めるといった戦略になります。

ボトリング事業を縮小することで売上高は大きく減少する見込みですが、ボトリング事業が抱える物流・人件費・設備等のコストや原材料費・為替リスク等のリスクを本社から別会社に移管することで本社の営業利益率やフリーCFマージンが大きく改善される見込みとなっています。

バフェット銘柄の代表格

ウォーレン・バフェットが率いる投資会社、バークシャー・ハサウェイ(BRK.A/B)は1988に株式を取得し始めて以降コカ・コーラをポートフォリオの主軸として大量保有しています。

バフェットはコカ・コーラ社の製品、それも甘いチェリーコークを愛し常飲していることで知られています。それはさておき、バフェットがコカ・コーラへの投資を決めた決定的な理由に「絶大なブランド力」があります。コカ・コーラは圧倒的なブランド力を有し消費者独占型の企業であることから投資をしています。「コカ・コーラ飲んだ後の幸福感、健康上の利益に勝る」といった明言を残すほどです…。

コカ・コーラ(KO)の業績・財務

コカ・コーラ(KO)の配当金と配当性向・増配率

年間配当金の推移

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
配当 0.82 0.88 0.94 1.02 1.12 1.22 1.32 1.4 1.48 1.56

コカ・コーラは毎年増配を続けており、安定した配当金の支払いを続けています。

配当性向の推移

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
配当性向(%) 55.78 34.78 50.81 51.78 58.95 76.25 79.04 93.96 510.34 104

配当性向は近年高まってきていますが、フランチャイズ化が進んだ後は多少なりとも改善されると思われます。

増配率の推移

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
増配率(%) 7.32 8.51 8.51 9.8 8.93 8.2 6.06 5.71 5.41

増配率も落ち着いてきてはいますが増配そのものは続いています。

コカ・コーラ(KO)のEPS(1株当たり利益)とBPS(1株当たり純資産)

EPS

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
EPS 1.47 2.53 1.85 1.97 1.9 1.6 1.67 1.49 0.29 1.5

EPSは横ばいに近い感じです。この先のフランチャイズ化を進めるにつれて成長することができるかがカギです。

BPS

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
BPS 7.34 7.54 7.54 5.91 5.38 4.01 3.98

BPSは減少傾向にあります。

コカ・コーラ(KO)の発行済み株式数

発行済み株式数

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
発行済株式数 4,324 4,288 4,259 4,268

自社株買いにはあまり熱心ではないようです。それでも配当に力を入れているので十分かとは思います。

コカ・コーラ(KO)の売上高

売上高

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
売上高 30,990 35,119 46,542 48,017 46,854 45,998 44,294 41,863 35,410 31,856

売上高は増加傾向にありましたが、近年の健康志向やフランチャイズ化に伴い減少しつつあります。

コカ・コーラ(KO)の営業利益・純利益

営業利益

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
営業利益 8,544 8,965 10,912 11,216 11,127 10,867 10,240 9,744 9,078 9,508

営業利益は減少してこそいますが、利益率自体は上がっています。

純利益

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
純利益 6,824 11,787 8,584 9,019 8,584 7,098 7,351 6,527 1,248 6,434

純利益も営業利益と同じように推移しています。2017年は税制改正に伴う特殊要因です。

コカ・コーラ(KO)のキャッシュフロー

営業キャッシュフロー

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
営業CF 10,645 10,542 10,615 10,528 8,796 7,041 7,627

営業キャッシュフローも減少しつつあります。今後の改善の効果がカギとなるでしょう。

投資キャッシュフロー

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
投資CF -11,404 -4,214 -7,506 -6,186 -999 -2,312 5,927

投資キャッシュフローは特に大きな変動がなく推移しています。新規投資が少なくて済む事業なので今後もこれは続くでしょう。

フリーキャッシュフロー

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
フリーCF 7,185 14,387 5,814 4,772 6,463 1,075 6,873

フリーキャッシュフローは比較的高い水準で安定しています。

コカ・コーラ(KO)の営業キャッシュフローマージン

営業キャッシュフローマージン

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
営業CFM(%) 22.17 22.5 23.08 23.77 21.01 19.88 23.94

営業キャッシュフローマージンも高い水準です。コカ・コーラのブランド力は大きくこの優位性は長く維持されると思います。

コカ・コーラ(KO)のまとめと今後の見通し

近年利益が伸び悩んでいる、コカ・コーラ(KO)ですがその間も増配をし続け皆さんもコカ・コーラの製品を飲んだり見たりしてきたと思います。今後は利益率を改善する際フランチャイズ化の成果がいつ出るかがカギだと思われます!

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