コロナウイルス拡大でも底硬いマイクロソフト(MSFT)の決算

地球上で最も時価総額の高い企業であるマイクロソフト(MSFT)は4月30日に四半期決算を発表しました。この決算は2020年1月から3月までと新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を防ぐために多くの企業が活動の縮小を余儀なくされた3月が含まれています。

マイクロソフト(MSFT)のビジネスも景気後退の影響は間違いなく受けるでしょう。しかし、実際の決算発表を見るとこの悪影響よりも成長が上回りました。

WindowsOSの企業から、クラウドなどの継続課金制サービスを主体にしつつビデオゲームなどを主とする企業に変わった成果の一つと言えるでしょう。

2020年第3四半期の収益 2020年第3四半期の収益成長率(前年比) 2020年第2四半期の収益 2020年第2四半期の収益成長率(前年比)
ソフトウェア 117億ドル 15% 118億ドル 16%
クラウド 123億ドル 27% 119億ドル 27%
ビデオゲーム等 110億ドル 3% 132億ドル 2%
合計 350億ドル 15% 370億ドル 14%

新型コロナウイルス(COVID-19)が世界経済を低迷させているにもかかわらず、Microsoftの前年比の売上成長率は、この影響を受ける時期を含んでいるにも関わらず前四半期に急上昇しました。全体的な収益は増加し、株価は時間外で4.5%上昇しました。

2014年に就任したサティア・ナデラCEOによって推進された高成長を支えるクラウドサービス「Azure」は今なおその成長をけん引しています。Azureは昨年59%成長しました。その高い成長率を維持し続けた結果OS、ソフトウェアを抜いてマイクロソフトで最大のセグメントになりました。

発売が11月に予定される新しいXbox本体がまだリリースされていないにもかかわらず、ロックダウンによる在宅増加を背景としたビデオゲームの需要がこの四半期のXboxの売り上げの増加を支えました。Xboxの売上は第2四半期に買い控えもあり11%の減少とは対照的に2%の成長に加速しています。

営業利益が25%増加して130億ドルになり、純利益が22%増加して108億ドルになり、どちらも収益の伸びよりも高い率を示しました。

1株あたりの非GAAP利益は、前年比23%増の1.40ドルでとアナリストの予想を0.13ドル超えました。

また、株主還元では配当と株式買戻しは前年比33%増の99億ドルになりました。自社株買いでも1~3月の株価下落を受けてAlphabet(GOOGL・GOOG)同様に自社株の買い戻しを加速させるなど極めて積極的な株主還元を維持し続けています。

他にも参加にSkypeを抱えており、これからのリモートワークが拡大するにつれて、培ってきたあらゆる資源を活かしマイクロソフトは発展を続ける可能性を秘めています。

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