昨年の株価と見通し コロナで今年は忍耐の年!?

本格的にこの投資を始めた時期は2019年の8月前後(損益率の計算基準日としています)であり、この時期は2019年度は2018年後半の弱気相場を脱し、再び強気相場が始まりました。

ダウ工業平均株価、S&P500、NASDAQ総合指数は米中貿易戦争の安定化期待もありいずれも回復し、失業率は4%を下回るなど堅調な個人消費を背景とする非常に好調な米国経済を見せ、4月下旬には2018年来の最高値を更新するなどしていました。

しかし、5月に入りトランプ大統領が対中関税の引き上げを警告すると市場環境は一変しました。

5月に入ると米中の関税応酬が過激化し、金融市場のみならず消費者のマインドを冷やしました。賃金・雇用者数の伸び、設備投資の拡大も鈍化し本格的な景気への影響が懸念され始めました。

この後は8月いっぱいの間まで株価と為替相場が乱高下する事になります。その後は緩和期待から再び上昇基調になりました。

米中貿易戦争の過熱真っただ中でありましたが底硬い個人消費を背景とした米国経済を筆頭に世界経済は非常に堅調で多少の下落はしているものの米国主要株式指数(S&P500、ダウ工業株30種平均、NASDAQ総合指数)は共に歴史上最高値付近を推移するなど、投資先の検討に非常に苦慮した時期であります。その後も資金の有効な活用法を探し続けその時期に適切と思われる企業に投資を行いました。その後は米中貿易戦争の緩和期待と連邦準備制度理事会(FRB)が行った利下げを受けて株価指数は最高値を更新し続けるなど非常に好調な市場環境でありました。

その後、2008年のサブプライムショックを発端とする金融危機以降好調を維持し11年目の景気拡大期に入った米国経済は新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的拡大により急な打撃を受けることになります。

失業率は急拡大し、株価指数も2019年1年間に上昇した時価総額を失うなど非常に大きな下落をしました。下落幅や景気への影響から1929年の世界恐慌以来の景気後退を招くといった専門家の見解もあり世界経済の成長率は「大恐慌以来の不況」としてマイナス3%とのIMFの試算があります。

他にもサウジアラビアとロシアの対立による原油価格の不安定化など様々な世界経済への懸念は絶えません。

しかし、この景気後退も永遠に続くものではないと考えており、2000年前後のITバブルを生き延びた企業(Google(現在のalphabet)、Microsoft、Amazon.com、日本では楽天、ソフトバンクなど)や2008年の金融危機を生き延びた事業者全般(特に銀行、JPモルガン・チェース、バンク・オブ・アメリカ、ウェルズ・ファーゴ、日本ではこの金融危機を期に三菱UFJFG、三井住友FG、みずほFGは共に海外進出を図っています)は淘汰される苦境を乗り越え今に至るまで拡大を続けているように生き延びることができると考える企業の展望は明るいと考えています。

また、景気が悪い業界が存在する時期には必ず他の業界に追い風となっています。今回では在宅によるビデオ通話アプリ需要を背景に昨年上場した新興企業ズーム・ビデオ・コミュニケーションズが連日株価を上げたりしています。

しばらくは予断を許さない状況が続きますが、この危機が去った後には米国経済は再び力強い回復を見せると考えています。日本経済は景気判断から6年9か月ぶりに「回復」の文字が削除されるなど景気後退が差し迫ってきており、回復途上にあった日経平均株価も20000円を下回り厳しい時代を迎えようとしています。訪日観光客によるインバウンド需要頼みの経済が脆さを露呈した形となり、今後の経済に対して大きな影響を与えるものとなるでしょう。

また、アメリカでは連邦準備制度理事会が再開したばかりの量的緩和政策を大幅に拡大し、米国債を「無制限に」買い入れるなど市場に大量の資金を供給し、これにとどまらず250兆円規模の新たな資金供給策として歴史上初の「ジャンク債」までも購入を始めることになりました。この感染拡大を抑えるためのロックダウン等を通じた経済の停滞がもたらすとされる景気後退はや一連の経済・医療的な対策は将来に渡っても語り継がれる大きな出来事となるでしょう。ニューヨーク州では既に感染増加のピークは去ったとの見方も出ており、連邦準備制度理事会により金融緩和もあり株式市場は回復に向かっているかのような動きをしています。

短期的な見通しは明るくない可能性がありますが今年も適切な資料と見通しに基づいて投資を継続していきます。

個人的な見解としては第2四半期までこの影響が続き3期で横ばい、4期目で回復を始めるのではないかと思っています。

 

 

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