IBM(IBM)の銘柄分析(株価・配当など)

IBM(IBM)の事業と歴史

かつてITの巨人と呼ばれており、コンピュータ創世記における業界の覇者であったIT関連サービス大手です。では、現在はどうなのかと言いますとOSではMicrosoft、クラウドではMicrosoftとAmazonの後塵を拝しクラウド主体の企業に代わるため経営改善を続けています。しかし、長期にわたり大きな成果を出せず毎期減収を披露してくださる銘柄になってしまいました。ウォーレン・バフェットが率いる投資会社バークシャー・ハサウェイが一度投資をしたものの業を煮やし数年内にすべて売却をしてしまし、本人も「IBMに投資をしたことは間違いだった」と語りその後もことあるごとに投資の失敗としてIBMを例に挙げるほどです。

しかし、最盛期ほどではないにしろ法人を主体とした事業は堅調で人工知能Watsonなど今後が期待されるものもあり現在も続く王配当の連続増配株です。永遠の不発弾なんて言われてしまっていますが…。

IBM(IBM)の株価推移

IBMの株価(2019年10月28日現在)です。2014年に200ドルを超えましたがその後伸び悩み130~150ドル台を推移するなど低迷が激しいです。レッドハットを場私有しましたが、これがいい影響を与え再び成長路線に回帰することができるかどうかがカギです。

 

IBM(IBM)の配当金と配当性向・増配率

年間配当金

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
配当 2.15 2.5 2.9 3.3 3.7 4.25 5 5.5 5.9 6.21

売上が減少し始めてからも配当金は大きく増え続けています。

配当性向

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
配当性向(%) 21.48 21.7 22.21 22.96 24.77 35.71 37.26 44.43 96.09 65.23

配当性向は比較的余裕がありますが、続く減収を受けて以前ほどの余裕はなくなってきています。

増配率

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
増配率(%) 16.28 16 13.79 12.12 14.86 17.65 10 7.28 5.25

安定的に十分な水準ではありますが配当性向が上がるとともに増配率も下がってきています。

IBM(IBM)のEPS(1株当たり利益)とBPS(1株当たり純資産)

EPS

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
EPS 10.01 11.52 13.06 14.37 14.94 11.9 13.42 12.38 6.14 9.52

EPSは2013年の最高値を超えられないでいます。

BPS

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
BPS 16.88 21.62 11.98 14.77 19.29 19.08 18.82

BPSは上がっていますが業績に直結させられるかがカギです。

IBM(IBM)の発行済み株式数

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
発行済株式数 965.73 945.87 922.18 892.48

減収傾向になってからも自社株買いには非常に熱心です。

IBM(IBM)の売上

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
売上(銀行は営業収益) 95,758 99,870 106,916 104,507 99,751 92,793 81,741 79,919 79,139 79,591

2013年から毎年減収を披露してます。これに歯止めがかかるのはいつかによりIBMの投資家が報われるかが決まります。

IBM(IBM)の営業利益・純利益

営業利益

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
営業利益(率) 18,673 18,673 21,546 22,182 20,341 19,880 16,517 14,717 11,898 12,230

減益も毎年恒例となってしまっています。

純利益

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
純利益(率) 13,425 14,833 15,855 16,604 16,483 12,022 13,190 11,872 5,753 8,728

純利益ベースでも大きく減収してます。さすがにそろそろまずいとは思うので歯止めがかかってほしい所です

IBM(IBM)のキャッシュフロー

営業キャッシュフロー

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
営業CF 19,586 17,485 16,868 17,008 16,958 16,724 15,247

減収減益ですがキャッシュフロー自体は大きな違いがないです。クラウド主体のビジネスに少しは移行できる兆しが見えているのだと思っています。

投資キャッシュフロー

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
投資CF -9,004 -7,326 -3,001 -8,159 -10,976 -7,081 -4,913

投資キャッシュフローは微増しつつも安定してます。

フリーキャッシュフロー

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
フリーCF 25,129 16,694 12,863 8,746 9,140 8,176 5,870

フリーキャッシュフローも落ち込みが進んでいます。思い切った増配ができなくなっている要因なので早く改善されることを願うところです。

IBM(IBM)の営業キャッシュフローマージン

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
営業CFM(%) 18.74 17.53 18.18 20.81 21.22 21.13 19.16

同業他社ほどではないですが、高い水準です。やはり長年ITの覇者であったノウハウは残り現在の対法人営業にも生かされているのだと思います。

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