ダウ・インク(DOW)の銘柄分析(株価・配当・見通し)

ダウ・インク(DOW)の基本情報

ダウ・インク(DOW)の事業と歴史

世界最大級の総合化学品メーカーです。元は2017年8月末にダウ・ケミカルとデュポンが合併したダウ・デュポンでしたが、2019年になってから素材科学メーカーとしてダウ、特殊科学メーカーとしてデュポン、農業関連はコテルバ・アグリサイエンとして分社される予定と目まぐるしい動きをしています。景気変動による実需の影響を受けやすく、素材メーカーは存続が厳しい中で生き残ってきた企業です。

※ダウ(DOW)は分社後まもなくデータが殆ど存在しないため当面はダウ・デュポン(DWDP)のデータで表記します。

ダウ・インク(DOW)の株価推移

ダウ・インク(DOW)の株価(2019年11月20日)です。こちらは分社後の株価になります。分社後は需要を左右する世界経済に連動した動きが現状です。世界経済が再び拡大路線に入るかどうかが大きく影響すると思われます。

 

ダウ・インク(DOW)の増配年数と配当金

増配年数

0(分離して新たに発足したため)

配当金(配当利回り)

2.80(5.2%)

ダウ・インク(DOW)の注目ポイント

高配当の株主還元に手厚い銘柄として歩むのか?

素材科学事業として、ダウが残った形となりましたが実は利回りが5%を超える高配当銘柄となっており今後の増配や自社株買い等の株主還元が注目されるところです。

ダウ・インク(DOW)の業績・財務

ダウ・インク(DOW)の配当金と配当性向・増配率

年間配当金の推移

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
配当 0.6 0.6 0.9 1.21 1.28 1.53 1.72 1.84 1.76 1.52

連続増配銘柄というわけではなく、基本増配しながらもたびたび減配をしてました。現在のダウ・インク(DOW)の配当は2.8ドルが予定されており、利回りが2019年11月20日時点で5%を超える高配当銘柄となっています。

配当性向の推移

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
配当性向(%) 187.50% 34.88% 43.90% 172.86% 34.78% 53.31% 27.97% 52.27% 195.56% 92.12%

景気に左右されやすく、厳しい時は減配せざるを得なかったのがわかります。

増配率の推移

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
増配率(%) 0.00% 50.00% 34.44% 5.79% 19.53% 12.42% 6.98% -4.35% -13.64%

増配した年の増配率は比較的高めです。

ダウ・インク(DOW)のEPS(1株当たり利益)とBPS(1株当たり純資産)

EPS

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
EPS 0.32 1.72 2.05 0.70 3.68 2.87 6.15 3.52 0.90 1.65

景気などの変動による落差がかなり激しいです。

BPS

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
BPS 14.03 19.00 15.91 19.14 21.46 43.11 41.68

BPSは増加傾向にありました。

ダウ・インク(DOW)の発行済み株式数

ダウ・インク(DOW)の売上高

売上高

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
売上高 44,875 53,674 59,985 56,786 57,080 58,167 48,778 48,158 62,484 85,977

売上高は多少の滞りはありながらも増加していました。

ダウ・インク(DOW)の営業利益・純利益

営業利益

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
営業利益 1,616 3,330 4,191 4,069 4,589 5,645 6,132 5,950 6,649 11,087

営業利益は年々増加をし続けてきました。

純利益

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
純利益(率) 648 2,310 2,742 1,182 4,787 3,772 7,685 4,318 1,460 3,844

純利益は営業利益と比較して増減が激しいです。

ダウ・インク(DOW)のキャッシュフロー

営業キャッシュフロー

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
営業CF 4,075 7,823 6,502 7,516 5,478 -765 4,731

営業キャッシュフローも増大したりマイナス(これは特殊要因です)になったり激しい動きです。

投資キャッシュフロー

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
投資CF -2,687 -1,469 -3,105 -1,350 -3,479 14,325 -2,461

投資キャッシュフローは他の数値よりはかなり安定しています。

フリーキャッシュフロー

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
フリーCF 1,577 5,998 2,645 5,166 2,274 -3,834 7,806

フリーキャッシュフローは営業利益と似たように変動激しいものとなっています。

ダウ・インク(DOW)の営業キャッシュフローマージン

営業キャッシュフローマージン

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
営業CFM 7.18% 13.71% 11.18% 15.41% 11.38% -1.22% 5.50%

こちらも大きく上下しています。

ダウ・インク(DOW)の今後の見通しとまとめ

素材化学事業として長く高い地位を築いてきたダウ・インク(DOW)ですが、高配当であることから少しずつ注目されています。今後どうなるか注視したいところです。

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