バークシャー・ハサウェイ(BRK.A/B)の銘柄分析(株価・配当・見通し)

バークシャー・ハサウェイ(BRK.A/B)の基本情報

バークシャー・ハサウェイ(BRK.A/B)の事業と歴史

「オマハの賢人」と呼ばれる伝説の投資家、ウォーレン・バフェットが会長兼CEOを務める世界最大の持株会社です。自動車保険会社であるGEICOを中心とした保険業を足場に投資業を行って長年の成功を収めてきました。
強い市場寡占力を有する成熟企業への投資を主体としておりApple(AAPL)、ウェルズ・ファーゴ(WFC)、コカ・コーラ(KO)、アメリカン・エキスプレス(AXP)、バンク・オブ・アメリカ(BAC)がポートフォリオの上位に上がっています。

バークシャー・ハサウェイ(BRK.A/B)の株価推移

バークシャー・ハサウェイ(BRK A)と(BRK B)の株価(2019年11月18日現在)です。株価は長年S&P500に圧勝する成績で上昇してきました。市場が低迷した後に莫大なリターンを出す事が多いです。
投機の防止と長期保有できるグレードの高い投資家に持ってもらいたいとの思いから株式分割は行って来なかった為にとんでもない額となっていますが、バークシャーの株価に連動する投資信託が発売される話が出た際にその対処としてB種株式を発行しました。

バークシャー・ハサウェイ(BRK.A/B)の増配年数と配当利回り

増配年数

0年

配当金(配当利回り)

0(0.0%)

バークシャー・ハサウェイ(BRK.A/B)の注目ポイント

実質的な投資ファンドとして上げた大きなリターン

バークシャー・ハサウェイは1965年から2019年までの54年間で1万倍超のリターンを達成しました。同期間のS&P500は150倍ほどなので圧勝ということになります。

しかし、2003年辺りからバークシャー・ハサウェイのリターンはこれまでよりも落ちてきておりS&P500と同程度の成績に収まることが増えてきています。これには巨大化しすぎたことによる銘柄選択の難しさや割安で株式を買うことが難しい近年の環境といったバリュー投資そのものの難しさがあります。手元に膨大な現金を余らせていることからもその様子がうかがえます。

そのため、近年では今後も高いリターンを収められるようにバークシャーは自社株買いや10~20年以内に配当を始める可能性を検討しているといいます。

ウォーレン・バフェットCEOの後継者問題

前述のように極めて高いリターンを上げてきたバークシャー・ハサウェイですが、筆頭株主でありCEOを務めるウォーレン・バフェットは2019年11月時点で89歳と高齢でありその後継者問題は30年近く続いています。有名な株主へ宛てた「バフェットからの手紙」で「いつトラックにひかれて死ぬかわからない…。」と毎年のように後継者問題を提起しています。

後継者は定まったかのように思われた矢先にスキャンダルで消えたりしてきていましたが、現在に至るまで各部門ごとに後継者が定まったかのように見えつつあります。

バークシャー・ハサウェイ(BRK.A/B)の業績と財務

バークシャー・ハサウェイ(BRK.A/B)の配当金と配当性向・増配率

年間配当金の推移

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
配当 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

無配です。バークシャーが複利運用を行いリターンを実現するというのが最も適しているでしょう。しかし、近年になってバフェットは配当に言及しているため将来のある時期にバークシャーは配当を開始する可能性があります。

配当性向の推移

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
配当性向(%) 0.00% 0.00% 0.00% 0.00% 0.00% 0.00% 0.00% 0.00% 0.00% 0.00%

当然ながら0です。

増配率の推移

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
増配率(%) 0.00% 0.00% 0.00% 0.00% 0.00% 0.00% 0.00% 0.00% 0.00%

配当をやっていないので増配も何もありません。

バークシャー・ハサウェイ(BRK.A/B)のEPS(1株当たり利益)とBPS(1株当たり純資産)

EPSの推移

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
EPS 4.14 5.98 7.9 8.06 9.77 9.76 18.22 1.63

EPSはこのようになっていますが少々特殊なので悪いわけではありません。

BPSの推移

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
BPS 97.43 103.64 114.71 141.13 141.63

BPSは伸びています。どちらかというとこちらの方が参考になるかもです。

バークシャー・ハサウェイ(BRK.A/B)の発行済み株式数

発行済み株式数

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
発行済株式数 1.65 1.65 1.65 1.65

バークシャーは株価が割安とみられる水準で取引されている際に自社株買いを行う以外あまり行っていません。

バークシャー・ハサウェイ(BRK.A/B)の売上高

売上高

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
売上高 140,796 162,463 182,150 189,666 200,060 214,596 240,651 247,537

徐々に伸びていっています。

バークシャー・ハサウェイ(BRK.A/B)の営業利益・純利益

営業利益

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
営業利益 17,325 24,378 31,087 30,902 38,181 35,831 25,210 10,021

営業利益はこのようになっています。

純利益

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
純利益 10,254 14,824 19,476 19,872 24,083 24,074 44,940 4,021

純利益も基本的に伸びていっています。

バークシャー・ハサウェイ(BRK.A/B)のキャッシュフロー

営業キャッシュフロー

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
営業CF 27,704 32,010 31,491 32,535 45,728 37,400

ゆっくりと伸びながらも安定しています。

投資キャッシュフロー

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
投資CF -27,535 -19,369 -28,001 -84,267 -41,009 -32,849

毎年多額の投資を行っています。

フリーキャッシュフロー

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
フリーCF 13,239 10,527 5,833 11,040 26,796 -2,754

こちらも投資の成果次第ですが比較的安定しています。

バークシャー・ハサウェイ(BRK.A/B)の営業キャッシュフローマージン

営業キャッシュフローマージン

年度 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
営業CFM 15.21% 16.88% 15.74% 15.16% 19.00% 15.11%

高めの水準です。

バークシャー・ハサウェイ(BRK.A/B)の今後の見通しとまとめ

バフェットの後継者問題や今後のリターンについて明るい見通しばかりではありませんが、実質的な投資ファンドとして高いリターンを実現し続けることを最優先事項として関係者は考えておりそれが実を結ぶかどうかになっています。

投資手法も時代に合わせた変化があり、この先も時代に合わせて対応していくものと見られます。

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