月曜から現在までの株式相場等のニュース(2019年11月大3週)

11月11日の米国株式市場ではS&P500が0.19%下落しました。トランプ大統領とその周辺の発言を始めとした貿易合意をめぐる米中双方の主張に相違があることでその作業工程が上手く進捗していないとの懸念が広がったものとみられます。ダウ平均は後述の要因もあり最終的に0.03%上がりました。

12日の株価は大きな動きがなく、小幅上昇で終わりました。ドナルド・トランプ大統領が米国と中国は貿易協定の「第1段階」に近づいていると述べたが、新たな詳細は明らかにせず合意に達しなかったら大幅な追加関税を課すと述べたことで108.95円付近まで円が値上がりしました。

個別銘柄の大きな動き

ダウ平均構成銘柄

ボーイング(BA)

まず、11日にこれまで737MAX機で2度の墜落事故を起こし運航見合わせを多く起こしているボーイング(BA)が規制当局である、アメリカ連邦航空局(FAA)から来月にも運航再開の承認を見込んでおり、来年1月にも蘊奥を再開するとの見通しを示し、これによってボーイング(BA)の株価は4.54%上昇しました。

ウォルグリーンブーツアライアンス(WBA)

11日にウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)も株式を非公開化する取引について、投資会社のKKRが正式にアプローチしたという関係者の発言が報道され5.08%の大幅上昇しました。同関係者によれば、KKRは、ウォルグリーン株主の保有株買い取りにつながり得る提案を準備している。情報が非公開だとして匿名を条件に語った。今回の取引に多額の資金調達が必要になることを考えると、実現可能性は不透明で、両社が取引遂行に向かわない可能性もあると、この関係者らは話した。ウォルグリーンブーツアライアンス(WBA)のステファノ・ペシナ最高経営責任者CEOは非公開化の可能性について財務アドバイザーと検討を進めてきたと、ブルームバーグが先週報じていました。

ウォルグリーンブーツアライアンス(WBA)の時価総額は約560億ドルで債務は168億ドルです。この案件が成立するか否かは未だ明確になっていませんが成立すれば過去最大のLBO(レバレッジド・バイアウト)となります。

11日の他に目立った動きとしてはスリーエム(MMM)1.75%安、ゴールドマンサックス(GS)が1.74%安、IBM(IBM)が1.55%安でした。

12日は

その他米国株

クアルコム(QCOM)

半導体大手であるクアルコムはここ3か月で30%以上の株価上昇をしており、割高感が出たことにや5Gが抱えるリスク等からモルガン・スタンレーが11日付で投資判断を「買い」から「中立」に引き下げたのが材料視されたとみられます。3営業日ぶりに下落し2.32%安となりました。

5Gの問題として、不均一なパフォーマンス、より高い電話コスト、より大きなデバイスサイズ、4G電話と比べて短いバッテリ寿命など抱える潜在的なリスクも指摘しています。アナリストは目標株価を89ドルから90ドルと小幅に引き上げ「クアルコムのPERは他の半導体株に比べ拡大し過ぎた」「PERは競合企業と同水準が適切」とコメントしています。

目立った動きとしてはPayPal(PYPL)が1.23%高となりました。

為替・原油・金・債券相場

11日に原油、金相場は共に小幅下落しました。債券市場は休場でした。英ポンドが英国の第3四半期GDPの前年比1.0%成長となりリセッション(景気後退)を回避したことや総選挙をめぐるブレグジット党のファラージ党首の発表による不安払しょくを受けて139.75付近から140.50付近まで上がりました。

12日にトランプ大統領の発言を受けて米中協議の楽観的な見通しが後退し、ドル円やクロス円も含めて円が値上がり傾向です。米国長期金利が一時1.7%付近まで下落するなど為替にも大きく影響しています。

要人発言や大きなニュース

11月11日

石油在庫積み増しに伴う原油価格の下落につながります

→サウジアラビア、10月の産油量引き上げ 在庫積み増し=業界筋

保守党に追い風となり英国の政治不安が一つ解消されるきっかけになります。

→【英総選挙2019】 ブレグジット党、与党・保守党と議席争わない方針

世界各地で繰り広げる関税戦争が先送りではありますが1つ収まる様子です。ユーロの買い戻しにも影響を与えるのではないかと思われます。

→トランプ政権はEU自動車関税に関する判断を先送りの見通し-関係者

11月12日

大統領のこの発言が相場を一変させました。

→トランプ氏、部分合意なければ対中関税「極めて大幅に引き上げ」

 

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