株式投資に関するデータの読み方解説!(損益計算書・貸借対照表編)

今回は、各数値などデータの意味と読み方について説明をしていきたいと思います。

皆さんは株式投資をやっていたり、興味があるからこのページをご覧になってくださってることと思いますが、そこには突然専門用語が並びまくっています。戦意喪失とまで言わなくても、ここでかなり「これどういう意味だろう?」って思うのではないでしょうか??

こうした専門用語を知ることは投資に関して自分で深く分析ができる第一歩になり、勝ち負けの要因を自分でしっかりと見つめて今後に生かすことができます。なんでミスしたのかを自分自身が納得していないと次に活かせないのは、スポーツも勉強も株式投資も同じです。

※画像は中小企業庁のサイトより引用

 

売上高とは?

「そんなの誰でもわかるよ!」って思った方多いのでは?確かに多くの方が思う意味で大方正解だと思います。しかし、これにも深い意味があるのです。

売上(売上高)は会計上用いられる収益の一つとして分類される概念で、その企業が主たる営業活動(いわゆる本業)で得た収益のことです。本業として行う商品の販売やサービスの提供により得た収益がこれに該当します。

本業による収益とは、例えば誰もが知るソフトウェア企業であるMicrosoft社がoffice365を1人の顧客に売って得た代金はソフトウェア企業がソフトウェアを売っているので売上高となります。そして、本業ではない収益というのはこのソフトウェア企業たるMicrosoft社がお金を貸して金利を得たとします。すると、Microsoftは貸金業者ではないためこれは営業外収益ということになるのです。ますがあ、本業による収益(主たる営業活動)とは「定款の目的」に含まれているかどうかで判断されます。

そして、売上と売上高も「日々の記録に使用される勘定科目」としては売上を使い、決算書には一定期間(会計年度及び四半期ごと)の売上の総額として売上高と表記し区別をしていることも多いです。この売上高は損益計算書上、営業収益に表示されます。自分で言っといてあれですが「売上」と「売上高」についてはそんなに細かく気にしなくていい気はします。

この売上高は名実ともに売上金額を示しており、企業がいかに本業で収益を上げたかを図る数字です。この数字が増加基調にあれば成長しているといえ、減少なら衰退しかけているといえます。この売上高から売上原価を差し引いた金額が売上総利益になります。

販売費および一般管理費とは?

損益計算書の売上高の下に表示されている科目で商品やサービスを販売(売上)するためにかかる費用(販売費)と会社全体の業務運営にかかる費用(一般管理費)の中から売上原価に属するものを除いた合計額を表しています。販売費および一般管理費は企業の営業活動に必要な費用をいい、人件費や設備の維持費など売上高と比例しないものが主となります。

販売費は販売に関する費用であり、その販売活動にちょくせせつ必要とされた費用を言います。広告費やその販売に関してかかった手数料などは代表的なものだと思います。

一般管理費とは企業を運営するためにかかった費用であり、販売活動に直接かかった費用ではないものが含まれます。事務所の賃料、生産設備の減価償却費や水道光熱費、従業員の給料や福利厚生費、その他経費が主なものです。

売上総利益から、この販売費および一般管理費を引いた金額は営業利益として本業でどれだけ利益を上げたかをはかる指標となっています。重要な数字であることに間違いないのですが、毎期固定的にかかる費用が多く普段はあまり注目されないことが多い部分でもあります。

営業利益

営業利益はEBITとも呼ばれていて、売上総利益から販売費及び一般管理費を差し引いたものであり販売活動から企業の運営の効率性も含めた企業の本業での収益力を表す指標だといえるためここの推移や成長性は非常に重要になってきます。

売上高が増えても販売費および一般管理費が増加し非効率な経営になっていたり、販売費および一般管理費を削減しコスト削減が成功してもそれ以上に売上高を落としたりすると営業利益は伸びないといったように営業利益と売上高の比較分析はぜひ覚えておきましょう。

営業外収益

営業外収益とはその名前の通り営業外の活動で得た収益であり本業以外の活動により経常的に発生する収益を示します。売上高の例で言うMicrosoftが利息を得るとここに計上されることになります。主に財務活動によるもので、受取利息や配当金などの金融上の収益の他に、有価証券売却益、不動産賃貸の収入などで構成されます。

営業外利益と呼ばれることもありますが原価が発生しないためここでは区別して表示します。

営業外費用

営業外費用とは企業の本業以外によって発生する費用のことです。 主に投資活動や財務活動による費用のことをさす。 主な営業外費用に支払利息や社債利息、有価証券売却損、繰延資産売却などがあります。この費用は継続的(経常的)に発生することが見込まれ金融機関の査定にも関わるので多額に上る際は要注意です。

特別利益

特別利益とは、企業の通常の活動と関係のない、特別な要因によって一時的に発生した利益のことです。 経常利益と一緒にしてしまうと企業の収益力が過大に評価され、毎期の適切な利益を図ることができないおそれがあるため、特別利益として別の項目が設けられています。普段赤字なのに特定の年だけ特別利益で黒字になっていたりする会社はその状態を次期以降継続できるとはいいがたいとも言えます。マイクロソフトの例に例えると不動産売却によって生じる利益も含まれます。

特別損失

企業が通常の活動と関係のない、特別な要因で一時的に発生した損失。一般的な企業の場合は不動産売却によって生じる損失、有価証券の評価損失や火災などの災害による損失、訴訟によって発生する費用から出た損失など毎期起こるとはとても考えられないようなものが当たります。

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